'99さっぽろ雪まつり

		雪像はなにを造ればいいの？
プラン提出	市民雪像制作プラン雪像図面――――――――提出郵送不可（提出期限）日時平成１1年１月８日（木）１７：１５まで場所札幌市役所２Ｆ観光部内さっぽろ雪まつり実行委員会（プラン作成における注意事項）１企業・政治・宗教などの宣伝の場ではありませんグループ名、テーマ、デザインを変更いただく場合もあります。２禁止事項ａ氷の使用・装飾（電球や異質物を使用しての）・着色・雪という素材のみで表現ｂ文字・マークをつけること・形での表現ｃ台座部分の細工ｄ企画の大きさからのはみ出し（２ｍ＊２ｍ＊２ｍ）３重量感のあるデザインが良いと思われます複雑な形や細かい細工は、途中で溶けてしまいます（規格）・台座部分高さ１ｍ幅・奥行き３ｍ。本体部分高さ・幅・奥行き２ｍ		ベテランの我々は、もう平気さ
		私は美術の成績が不自由だった
技術講習会	提出されたプラン、雪像図面に基づいて、粘土を使って模型を造ってもらいます。模型と雪像図面に基づいて、技術指導の先生から、安全確認(必要があれば中心棒を入れます)および技術指導をしていただきます		必ず出席

	さあ、ここからレポート
0	ここのところの寒波で、雪ブロックはガチガチの岩状態。まずやることは、てっぺんに登って、スコップで周りをゲシゲシと削ること。でも頂上は2ｍ四方と狭いから、ひとりしか上れません。残りの人は下から斧とナタで、当たるを幸いに削っていきます。ふだんの生活の中で斧やナタでなぐりまくるなんてことないだけに、強暴なストレス解消になります。（みんななにを考えながら斧をふるっているんだろう……）				0
		初日のチームＥｌｉｍｓ４人。これでも作業を始めて２時間はたっています。やっとここまで削れたぞ。なんだかみんな去年と同じ恰好をしていないか？　作業用ウェアはこんなものか。雪象の角は服が削れるほど凶悪です。会場は関係者以外立ち入り禁止なんですが、けっこう観光客の方が見物して行きます。札幌市民としては手を振ってサービスサービス。白人のご夫人に「がんばれ！」と応援をいただいちゃいました。ありがとーー。
00	さて、今年も作業の安全と完成を祈願してエチルの神様にお願いだ。ギルビージン４０度をキャップで回し飲みして気合いを入れます。				0
がんばれ自衛隊	私たちが雪象を作っている大通り１０丁目会場は、札幌ＴＶ放送（ＳＴＶ）の大雪象会場です。自衛隊第十一特科連隊が大車輪で仕上げに入っています。重機と人海戦術で、魔法のように仕上げていきます。いつ見てもすごい。ひとり手伝いに来て。				0
0					0
0			雪象の顔面に斧を叩きこむライリー・Ｋ。ここまで掘り込むと、ちょっと柔らかい。でも斧で叩くと、細かい雪と氷のかけらが顔面を襲い、かなり痛いんです。油断すると襟もとから胸に氷が飛び込んできて「うひょお」なことになります。エチリー・Ｓの作ってきてくれたラム入りココアのおいしいこと。ほおっ、と一服入れたりします。		0
0			雪象作りをちょっと離れて見るとこんな感じです。私たちの後ろは自衛隊の駐車スペースです。ほら、ジープのボンネットってまったいらじゃないですか。ちょうどいいモノ置き場なんだ。みんな食べ物だの服だの広げてピクニック状態。そしてパンパーはベンチね。頑丈だからビクともしない。		ビールって凍ると、どうなると思います？水分だけ氷になって、アルコールとエキスがぎゅっと濃縮されます。
0	昼ご飯は、なにはなくてもカップラーメン。あったかい…………。コンビニでおにぎり買って、魚肉ソーセージかじります。となりで始まった自衛隊の昼飯がなにやらホカホカとおいしそう。さすがに戦闘レーションじゃないのね。				0
ひとななまるまる初日完了	あぶらすましのすまちゃんじゃないよ。まあ、初日はこんなものでしょ。さすがに二年目。去年はここまでくるのに二日かかったもの。明日は頭を盛り付けてとさかをグリッとそらせます。明日で完成させるぜ！				0
0					0
チームＥＬＩＭＳご紹介	リーダーのスマイル・Ｍ。フライを語らせたらちょっとすごい仕上げ用雪移送を一人でこなしたパワフル。ライリー・Ｋラム入りココアがとてもおいしかった。エチリー・Ｓ風邪薬を片手にナタを光らせた。オンコウ・Ｓそして氷点下の中でもビールの美味かった、志麻です				0
0					0
二日目開始	二日目・日曜日の開始だ。今日からオンコウ・Ｓが加わり微笑で雪をかき集める。雪象頂上から作業を見下ろすとこんな感じ。スマイル・Ｍが斧でクチバシを削っています。				0
0					0
0			目つきが悪いデビルマン顔。アルミのはしごで頂上まで登って作業します。この頃になると，作業中のあちらこちらの雪象から悲鳴が上がります。てっぺんから落ちる人が出始める頃。皆さん，怪我のないように。作成中の雪象は妖怪になったり、マジンガーＺになったり忙しい。		0
0			いよいよ仕上げに入ります。新雪を周りからママさんダイプ（注）で集めてきて、バケツの中で水と混ぜます。シャーベット状になった雪を、バシバシヌリヌリと、雪象に塗っていきます。するとたちまち凍りつき、見なれた雪象に早変わりしていきます。軍手と防寒ゴム手袋で、ちっとも冷たくはありません。		注　ママさん　　ダンプ雪国の除雪必需品パワーショベルに手押し枠をつけたものをイメージしてください。一気に雪を移動する大発明です。
0	ドーレくんの頭の上から西を望むと、ＳＴＶ広場のしまふくろうがそそり立っています。もうほとんど完成ですね。やっぱりプロ（？）の仕事はすごいぜ。同じふくろうでも、私たちのドーレくんとは違う世界だ。まるで自衛隊の巨大ロボを作っている風情です。				0
0	雪象は色を使っちゃいけません。だから陰影をつけてメリハリを出すしかありません。と、いうことは。彫れ！これでもか、というほど彫りを入れます。だから雪象を見るには、照明が効果的に配置された夜の方がきれいです。すっっごく寒いですけどね。すっかり凍り付いて、表面は半透明になりつつあります。なかなか良い感じ。				0
0				完成	0
ひとはちまるまる作業終了			できた！照明が入り出した会場で、雰囲気だして立っているドーレくん。よおし。去年よりは百倍いいデキだ。今年は風邪が流行って、みんな薬をのみながらの作業でした。おつかれさまでした。		私の感想としては「サンダーマスク」誰も知らないって
0					0

	さあ、ここからレポート
0	ここのところの寒波で、雪ブロックはガチガチの岩状態。まずやることは、てっぺんに登って、スコップで周りをゲシゲシと削ること。でも頂上は2ｍ四方と狭いから、ひとりしか上れません。残りの人は下から斧とナタで、当たるを幸いに削っていきます。ふだんの生活の中で斧やナタでなぐりまくるなんてことないだけに、強暴なストレス解消になります。（みんななにを考えながら斧をふるっているんだろう……）				0
		初日のチームＥｌｉｍｓ４人。これでも作業を始めて２時間はたっています。やっとここまで削れたぞ。なんだかみんな去年と同じ恰好をしていないか？　作業用ウェアはこんなものか。雪象の角は服が削れるほど凶悪です。会場は関係者以外立ち入り禁止なんですが、けっこう観光客の方が見物して行きます。札幌市民としては手を振ってサービスサービス。白人のご夫人に「がんばれ！」と応援をいただいちゃいました。ありがとーー。
00	さて、今年も作業の安全と完成を祈願してエチルの神様にお願いだ。ギルビージン４０度をキャップで回し飲みして気合いを入れます。				0
がんばれ自衛隊	私たちが雪象を作っている大通り１０丁目会場は、札幌ＴＶ放送（ＳＴＶ）の大雪象会場です。自衛隊第十一特科連隊が大車輪で仕上げに入っています。重機と人海戦術で、魔法のように仕上げていきます。いつ見てもすごい。ひとり手伝いに来て。				0
0					0
0			雪象の顔面に斧を叩きこむライリー・Ｋ。ここまで掘り込むと、ちょっと柔らかい。でも斧で叩くと、細かい雪と氷のかけらが顔面を襲い、かなり痛いんです。油断すると襟もとから胸に氷が飛び込んできて「うひょお」なことになります。エチリー・Ｓの作ってきてくれたラム入りココアのおいしいこと。ほおっ、と一服入れたりします。		0
0			雪象作りをちょっと離れて見るとこんな感じです。私たちの後ろは自衛隊の駐車スペースです。ほら、ジープのボンネットってまったいらじゃないですか。ちょうどいいモノ置き場なんだ。みんな食べ物だの服だの広げてピクニック状態。そしてパンパーはベンチね。頑丈だからビクともしない。		ビールって凍ると、どうなると思います？水分だけ氷になって、アルコールとエキスがぎゅっと濃縮されます。
0	昼ご飯は、なにはなくてもカップラーメン。あったかい…………。コンビニでおにぎり買って、魚肉ソーセージかじります。となりで始まった自衛隊の昼飯がなにやらホカホカとおいしそう。さすがに戦闘レーションじゃないのね。				0
ひとななまるまる初日完了	あぶらすましのすまちゃんじゃないよ。まあ、初日はこんなものでしょ。さすがに二年目。去年はここまでくるのに二日かかったもの。明日は頭を盛り付けてとさかをグリッとそらせます。明日で完成させるぜ！				0
0					0
チームＥＬＩＭＳご紹介	リーダーのスマイル・Ｍ。フライを語らせたらちょっとすごい仕上げ用雪移送を一人でこなしたパワフル。ライリー・Ｋラム入りココアがとてもおいしかった。エチリー・Ｓ風邪薬を片手にナタを光らせた。オンコウ・Ｓそして氷点下の中でもビールの美味かった、志麻です				0
0					0
二日目開始	二日目・日曜日の開始だ。今日からオンコウ・Ｓが加わり微笑で雪をかき集める。雪象頂上から作業を見下ろすとこんな感じ。スマイル・Ｍが斧でクチバシを削っています。				0
0					0
0			目つきが悪いデビルマン顔。アルミのはしごで頂上まで登って作業します。この頃になると，作業中のあちらこちらの雪象から悲鳴が上がります。てっぺんから落ちる人が出始める頃。皆さん，怪我のないように。作成中の雪象は妖怪になったり、マジンガーＺになったり忙しい。		0
0			いよいよ仕上げに入ります。新雪を周りからママさんダイプ（注）で集めてきて、バケツの中で水と混ぜます。シャーベット状になった雪を、バシバシヌリヌリと、雪象に塗っていきます。するとたちまち凍りつき、見なれた雪象に早変わりしていきます。軍手と防寒ゴム手袋で、ちっとも冷たくはありません。		注　ママさん　　ダンプ雪国の除雪必需品パワーショベルに手押し枠をつけたものをイメージしてください。一気に雪を移動する大発明です。
0	ドーレくんの頭の上から西を望むと、ＳＴＶ広場のしまふくろうがそそり立っています。もうほとんど完成ですね。やっぱりプロ（？）の仕事はすごいぜ。同じふくろうでも、私たちのドーレくんとは違う世界だ。まるで自衛隊の巨大ロボを作っている風情です。				0
0	雪象は色を使っちゃいけません。だから陰影をつけてメリハリを出すしかありません。と、いうことは。彫れ！これでもか、というほど彫りを入れます。だから雪象を見るには、照明が効果的に配置された夜の方がきれいです。すっっごく寒いですけどね。すっかり凍り付いて、表面は半透明になりつつあります。なかなか良い感じ。				0
0				完成	0
ひとはちまるまる作業終了			できた！照明が入り出した会場で、雰囲気だして立っているドーレくん。よおし。去年よりは百倍いいデキだ。今年は風邪が流行って、みんな薬をのみながらの作業でした。おつかれさまでした。		私の感想としては「サンダーマスク」誰も知らないって
0					0